js-STARの教科書 XR+対応版 #37 〜7.多変量解析(7) 尺度開発/項目分析(α係数ほか)
7.8 尺度開発/項目分析(α係数ほか)
クロンバックの信頼性係数α、G-P分析、基本統計量(平均・標準偏差・歪度・尖度など)、相関係数の計算と検定を一度に行うことができます。
■画面構成
<データ入力エリア>
テキストエリアレイアウトです。半角スペース、カンマ、TAB のいずれかで区切られた数値データをデータ入力エリアに入力します。キーボードからの直接入力も可能ですが、表計算ソフトなどからの貼り付けが簡単です。
<項目チェック>
データを入力すると、項目チェックが表示されます。初期値はすべてチェックありです。
<逆転項目処理チェック>
データを入力すると、逆転項目項目チェックが表示されます。初期値はすべてチェックなしです。逆転処理する項目をチェックします。
<尺度の下限値・上限値、群のサイズの設定>
尺度の下限値・上限値と群のサイズを設定します。
<結果エリア>
分析結果が出力されます。結果エリア上部には、【保存】【コピー】【消去】【タブ変換】のメニューがあります。このエリアの下部には、Rプログラムエリアがあります。
■使い方
表計算ソフトなどにあらかじめ分析用のデータが入力されているとします。
0. 手法【尺度開発/項目分析(α係数ほか)】を選択します。
1. 「データ行列(参加者×項目)」のテキストエリアにデータをコピペします。
2. 各種設定をします。
(1) 分析の対象となる項目(列)をチェックします(初期値は全チェック)。
(2) 逆転項目となる項目(列)をチェックします。
(3) 尺度の下限値と上限値を入力します。
(4) G-P分析を行うための群のサイズを設定します。
3. 【計算!】をクリックして計算結果を出力します。
4. 出力された結果から、設定を変更して、【計算!】ボタンで再計算します。
補足:
データをコピペしても変数チェックが表示されないときは,メニューの【整形】をクリックします。
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